2021年07月19日
前々回、前回と点滴の痛み、背中の麻酔の痛みへの対応をお話ししました。今回は診察の痛みの対策をご紹介します。
外来では実はこの痛みを心配される方が結構いらっしゃいます。
診察の痛みは診察以外にも頸管が開いていない場合などに翌朝までに頸管が開くように風船を入れる処置を行うことがあります。頸管が開くということは赤ちゃんが通る産道の入り口が開くということなので、順調な出産経過を行う上で必要不可欠な処置となります。
処置自体は1分もかからずに終わることがほとんどであるため、通常特別な対応(麻酔)は致しません。しかし、どうしても受けることが怖い場合や強い不安がある場合は産婦人科医にご相談ください。必要に応じて適宜対応いたします。